~リアルワールドエビデンスのさらなる利活用推進に向けて~
リアルワールドデータ(RWD)から得られたリアルワールドエビデンス(RWE)を利活用し薬事承認の迅速化・医療費の削減につなげようとする動きが活発化していますが、その「質」および「信頼性」の担保が課題となっています。またRWDとしては電子カルテの等の臨床情報から、前向きにデータを収集したレジストリまで様々なものが存在していますが、データベースの構築、データ収集、解析および結果の評価において、「質」や「信頼性」を客観的に評価する基準が存在していない事も、利活用に向けての課題となっています。さらに本邦において次世代医療基盤法が改正されRWEを利活用するための法的な整備が進められていますが、改正次世代医療基盤法によって実現可能なRWEの利活用の将来像、European Health Data Space(EHDS)等の海外事業との違い、本邦のステークホルダーが行うべき課題などについて関係者の中で十分に共有されていない状況にあります。
そこで本シンポジウムでは、臨床研究、医薬品開発、市販後調査など様々な分野でRWDの収集やRWE利活用に取り組んでいる専門家の先生をシンポジストに招き、RWEのさらなる利活用のために関係者が取り組むべき課題等について、ご講演頂き、パネルディスカッションにおいて講師の方々と参加者とのディスカッションを行うこととしました。
つきましては、RWD/RWEに携わる方々はもとより、広く医薬品・医療機器にご関心のある方々にご参加いただきますようお願い申し上げます。
主催: | 一般社団法人 レギュラトリーサイエンス学会 | ||||||||||||
日時: | 令和7年4月17日(木)13:30~16:20 | ||||||||||||
場所: | ZOOMウェビナー | ||||||||||||
参加費: |
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定員: | 500名 | ||||||||||||
チラシ: | ![]() |
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聴講者用マニュアル: | ![]() |
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聴講用配布資料: | ![]() (※参加登録者のみ閲覧可) ※講演3の資料は、 ![]() (※参加登録者のみ閲覧可) |
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事前申込方法: | 事前参加申込は締め切りました。 | ||||||||||||
事前申込締切: | 令和7年4月17日(木)開催当日まで受付可 (事前参加申込は締め切りました。) |
13:00 | 開場 | |
13:30~14:00 | 講演1 |
薬事利用を目指した「適合性」と「信頼性」を持った リアルワールドデータ作成への取り組み 坂東 英明 (国立がん研究センター東病院 医薬品開発推進部長) |
14:00~14:30 | 講演2 |
リアルワールドデータ活用に関する国際的な動向について 青柳 吉博 (国立がん研究センター東病院 医療情報部長) |
14:30~15:00 | 講演3 |
リアルワールドデータを利用した研究を行った経験から(仮) 岡本 渉 (広島大学病院 がん化学療法科 教授) |
15:00~15:30 | 講演4 |
医療機器のRWDを活用できるようにするために 黒田 知宏 (京都大学医学部付属病院 医療情報企画部 教授) |
15:30~15:40 | 休憩 | |
15:40~16:20 | パネルディスカッション 進行役:野村 由美子 (厚生労働省医薬局医薬安全対策課長) パネリスト:上記の講師4名 |
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16:20 | 閉会 |
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